FROM SEIRA-sama


「二人だけの午後」

お昼も過ぎて、午後。雲がゆっくり流れている。静香は海馬の家で静かに本を読んでいた。海馬は仕事でいなかったため、静香はあまりにも退屈だった。なので、本を読むことにしたのだ。
その時だった。トントンと、ドアを叩く音がした。静香は驚いて顔をあげた。誰がきたんだろう?そう思いながら静香は「どうぞ。」と言った。
そして入ってきた人物を見て、静香は驚いた。それはなんと・・・・・
「海馬さん!」
そう、そこに入ってきたのは海馬だったのだ。
「なんで、ここに?」
「おまえの顔が突然見たくなってな。」
「でも、仕事が・・・・・」
すると、海馬は静香やモクバ以外には誰にも見せない優しい顔で、静香に言った。
「仕事は散々で、海馬ランドなど嫌になる時がある。そんな時、誰のことを思い出すかわかるか?」
海馬の手が静香の頬をそっとなでる。
「おまえだ・・・・」
「海馬さん・・・・」
海馬の唇がそっと、静香の唇に触れた。静香は目をつぶった。海馬の唇からそっと静香へ、静香の唇からそっと海馬へと、温もりがつたわってきた。
「海馬さん?」
「なんだ静香?」
二人はようやく、唇をはなした。
「私も、たまにすごく辛い時があるんです。自分自身がなくなったようで、すごくこわくなるときが。でも、いつだって海馬さんのこと思い出して、それでどんなことにも立ち向かっていけるんです。」
静香が微笑んだ。
「だから、私、海馬さんの事が好き。いつまでも、きっと・・・」
「静香・・・・」
海馬は静香を抱きしめた。海馬の腕は大きくて、あたたかい。その腕の中にいることが、静香にとって一番の幸せだった。

END    


作者コメント>
自分的にセトシズになったのはちょっと驚きです。本当はセトイシかくつもりだったのに・・・
皆さんが楽しくお読みいただけたら幸いです。
まだちょっとびっくりしてるかも・・・・

 
KAMIKAMII's COMMENT

聖良さんより頂いた海馬×静香です。なにげに社長がへたれ? 仕事放りだして愛しい恋人のところへ行くなんて!(笑) 甘く幸せな二人をありがとうございました〜! って、セトイシ書かれるつもりだったんですか!? よ、よろしければ次はセトイシもお願いします!(おい)

 
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