By KAMIKAMII


「Queen Fish」

 

その日、舞はカードディーラーの仕事で豪華客船に乗り込んでいた。
船内で立食パーティをしている部屋の片隅は、余興のための小さなカジノとなっている。そこで舞は言い寄る客たちをカードと一緒にさばきながら仕事に精を出していた。が、カードの中に痛んでいるものが混ざっているのはよくある事で。
宴もたけなわになった頃、まだ昼だというのに、ほろ酔い加減になった男が酒の勢いに手伝ってもらいながら、体も性格もゴージャスな女ディーラーを口説こうとカードゲームのテーブル席を陣取っていた。
「ほぉら、遠慮せず飲みな。俺のおごりだからさぁ」
「ありがとうございます、お客様。ですが仕事中の飲酒は禁止されておりますので」
先ほどから、いったい何度同じような言葉を繰り返しただろう。舞は仕事用の笑顔で答えるのもそろそろ疲れてきた。
「一杯ぐらい平気だぁって、な〜?」
「申し訳ありませんが、頂けません」
呂律の妖しい言葉で先ほどからしつこく絡んでくる恰幅の良い中年男に、舞はほとほと困り果てていた。これが仕事でなければ軽くいなして追い払ったり、さっさと退散するなりできるのだが、仕事であるためにそのどちらもできない。酔っ払いでなければそれでもまだなんとかできるのだが、この男は完全にでき上がっていた。こういうのが一番たちが悪い。笑顔で対応しつつも、決して気が長いとは言い難い舞のこめかみが痙攣し始めて、限界が近い事をあらわしていたが、男はまったく気がつかない。
「んじゃ、仕事終わったら、食事でもつきあってよぉ」
そういって酒臭い息をはきかけながら、男が舞の手を掬うようにもってもう一方の手で甲をさすって来た。汗ばんだ、心なしか脂っぽい男の手に、舞の背筋で毛虫の集団がワルツを踊る。ついに我慢できず思わず柳眉を逆立てて「いい加減にしろ!!!」と、どなりつけそうになったその時。
「おじさん、だめだよ。困ってるじゃないですか」
舞は聞き覚えのあるその声に、男は邪魔な無粋者の声に、同時にその声の主に顔を向けた。
「こんにちは、舞さん」
「御伽!?」
サイコロのピアスをした少年がタキシードに身を包んで、にっこりと女の子受けのいい笑顔を舞に向ける。
「なんだ、にーちゃん」
男の意識が御伽を向いた隙に、舞はさっと手をひっこめるとテーブルの下で見えないように、おしぼりで手をごしごしぬぐう。
「ボーイはひっこんでろ」
「違いますよ、僕も客の一人です。それに、この人とは僕の方が先約があるんです。引いてもらえませんか」
笑顔を崩さない御伽に、男はうさんくさげな視線を投げ掛ける。もちろん舞は御伽と何の約束もしていない。が、御伽が自分を助けようとしてくれてるのはわかったので、何も言わず事の成り行きを見守った。
「なぁに言ってる、小僧のくせに」
「あなたと彼女ほど歳は離れていないと思いますが?」
「なにぃ?」
人を食ったような御伽の言葉に、男は立ち上がりつめよろうとした。まずいと舞がそれを制する前に、御伽が両手を軽く上げた。
「おっと、僕は荒事は嫌いですよ。おじさんも仕事のつきあいでここにいるんでしょ? 騒ぎはまずいんじゃないかと思いますが」
酔っ払いつつも残っていた理性の片鱗が、男をかろうじて制した。が、不快感は隠せない。御伽はニヤリと笑うと、その男の前に御伽がポケットから取りだしたコインを、両面を見せるようにくるりと回す。
「ここは平和的に解決しましょうよ。コインを投げて、表ならあなたが、裏なら僕が引く、というのはどうです? ね、舞さん?」
「えっ、ええっ?」
いきなり矛先を向けられて舞は躊躇したが、軽くウインクする御伽になんとなく大丈夫なような気がして頷いた。さや当ての相手が了承したものだから、男も了承するしかなかった。
二人の了承を得て、御伽がコインを指で弾いて投げた。パシッと左手の甲で受け止めて右手で押さえる。結果を見ようと男がのぞき込み、御伽が右手をどけると、コインは表を向いて照明の光を受けて光っていた。舞はやったと思わずこっそりガッツポーズを取る。
「それでは、約束ですから」
御伽はにっこり笑って、身体をちょっとずらして「さっさと行け」とばかりに道をあける。
「くそっ」
男はその道をわざと御伽にぶつかるように通っていったが御伽はそれに構わなかったので、男はぶつぶつ何やらいいながら、その場を離れていった。男の姿が向こうに行った事を二人で確認してから、ようやく向かい合った。
「ありがと御伽ぃ〜〜っっ!! あんた最高! 助かったよ」
満面の笑顔を浮かべたその様子から、ほとほと困っていた事がよく分かる。
「どういたしまして。ディーラーの仕事も大変ですね。あんなのよくあるんですか?」
「まあね。お金は絡むし、酒を飲みながら遊ぶ客も多いから。女でディーラーやってるとそれだけで大変よ」
花には害虫がつきものでもあるし、という事だろう。舞のように美人であれば言い寄ってくる男も多いのは容易に想像できる。
「ところで、さっきのあれ。ひょっとして……イカサマ?」
ズルをした所を見たわけではないが、先ほどの御伽は妙に自信ありげに見えた。もしイカサマであってもそれで助けてもらったのだから文句をいうつもりはさらさらないが、それでも気になった。
「ばれましたか」
御伽は苦笑しつつもさらっと認めて、ポケットに手を突っ込んで2枚のコインを取りだした。1つはきちんと表と裏には別々の絵柄が、もう一つは両面とも表だった。
「これって持ってると意外に便利なんですよね。備えあれば憂い無し、ということで」
「そういえばあんたも仕事のつきあい、って言ってたけどあれも嘘?」
「それは本当です」
だが御伽は城之内達の同級生ではなかったか? きょとんとしている舞に御伽が説明する。学生と兼業でフリーのゲームデザイナーの仕事をしていて、今日は取引先の会社の招待でここに出席したのだと。すると舞は関心したように声を上げた。
「へぇ! あんたって結構すごいんだ」
「どうも」
御伽はにっこりと、テレもせず礼を述べる。舞と御伽は海馬コーポレーション主催のバトルシティで知りあったが、会うのはそれ以来だ。その時御伽はラフな格好をしていたが、今はタキシードに身を包んでいる。この年でなかなか様になっているのが不思議だ。城之内ならきっと七五三よね、と本人が聞いたら怒りだしそうな考えが舞の頭をよぎる。
(なーんか、随分大人っぽい子よね)
以前会った時はそれほど喋ることがなかったので、御伽という人物の人となりを知るまでに至らなかった。でも遊戯達と仲よくつるんでいるところから、悪い奴ではないだろう。
「ほら、座りなさいよ。ゲームしていきなさいな」
「僕、デュエルモンスターズじゃ勝ち目なさそうだなぁ」
「あっはっはっ、心配しないでよろしい。ここでやってるのはトランプゲームだから。度胸とかけひきで勝負!っていうのは、かわんないけどね」
そう言って舞がウインクして、机の上のトランプカードをとんとんと指で小突くと、御伽は椅子に腰掛けた。
「お相手しましょう」
そう言って、舞がカードをきっているのを見ながら無意識に前髪をくるくると指にからめて遊ぶのがキザっぽい。
「何にする? ブラックジャック、ポーカー、バカラ…」
「じゃ、ポーカーで」
御伽はチップ交換用に財布から万札をばさっと取りだしたので、舞は驚いて目を丸くした。
「ちょっと、そんなに交換していいの!?」
「さっきルーレットで一山当てました。それに今日は勝ちっぱなしで調子がいいんです」
そういえば、先ほど舞のテーブルとは反対側のルーレットテーブルからどよめきが聞こえてきた。だれか大もうけしたようだったが、御伽だったのだろうか。
「赤の12に賭けたらどんぴしゃりでして。…カードで言うと、ハートのクイーンを射止めたってところかな」
御伽は頬杖をついて、ほのかに笑いながら舞を見つめた。舞は整った形の眉を少し上げる。
「挑戦のつもりかしら」
「さあどうでしょう」
意味あり気な言葉に、舞はおもしろそうに、だが不敵に笑った。
「おもしろいじゃない」
御伽は参加用のチップを1枚場に出したので、舞はカードを鮮やかにシャッフルして御伽の前に置き、それを御伽が軽くシャッフルする。その山札を舞が自分と御伽に配る。御伽が手札をちらっと見て、舞の様子をうかがったが特に表情は浮かべていなかった。
「ねぇ舞さん、不躾なんですけど…」
「なに?」
「城之内くんの事、好きですか?」
突然思いもかけない事を訊かれて、舞はうろたえた。からかわれているのかと思って御伽の様子を観察するが、ほのかに笑みを浮かべているものの、真剣なようにも見えて真意がはかれない。
「心理作戦のつもり?」
「ゲームの勝負には関係ないですよ。バトルシティで舞さんを見てて、なんとなくそうじゃないかな、と思ったんですが。友人の事ですし、城之内くんたらアレでしょう? だから気になって」
そう言って御伽は手持ちのチップの約3分の1でビッドした。今日のカジノでは上限は決められていないが、かといってもちょっとした額だ。舞にすれば負けたところで減給になるわけではなかったが、勝った金額が多ければ特別手当がでるのだ。御伽もどうせ泡銭だろうし、勝っても良心は痛まない……彼にいい手札が来たようだが舞にもいい手札は来ていたので、それを受けた。
「嫌いではないわよ」
「2枚交換です」
御伽の手札を交換して、舞も自身の手札を1枚交換しながら、なんとも曖昧な返事をする。確かに嫌いではない………付き合っているわけではないし、舞のさりげないアプローチが、アレ…にぶちんの城之内に届いているか非常に妖しい。嫌われてはいないが、女として見られているかは非常に疑問の残るところだ。そんなわけだから、素直に答えるには女のプライドが邪魔をしたわけで。かといって答えないのも肯定しているようだし。
「仲間、かなぁ。少なくとも城之内はそう言ってくれてるけど」
嬉しいような、寂しいような----------複雑な気持ちで舞が笑みを浮かべるのを見て、御伽は確かめるように、もしくは独り言のようにつぶやいた。
「ふーん…じゃ、大丈夫なわけだ」
「は?」
聞き返した舞に、御伽はにっこりとほほ笑んだ。けれどそのほほ笑みが、油断ならないものである事をカンの鋭い舞はうすうす感じはじめていた。
「賭をしませんか」
「チップ以外に、何かかけようっての?」
「ええ。そうですね……僕が負けたらこのチップは全て差し上げます。そのかわり僕が勝ったら、1日つきあってもらえません?」
「それって口説こうとしてるわけ?」
「実は最初からそのつもりでした」
御伽はどこまでもさりげなく、てれがない。普通、この年ごろの男っててれるもんじゃないんだろうか。舞は驚きあきれた。
(こいつ…大人っぽいんじゃなくて、ませてるんだわ!!)
こういう展開になるとは予想しなかった。まさか年下のぼうやに口説かれるなんて。しかも城之内の友達だ。といっても舞自身、そのぼうやの同級生にアプローチをかけているんだから、人の事は言えない立場でもあるのだが。それにしたって御伽は、場数を踏んでいそうだ。
「静香ちゃんにアプローチかけてなかったっけ? 年上好みだとは思わなかったな」
「年上好みっていうわけじゃないですよ。どっちかっていうと年下の方が好みかも……舞さんは特別かな。まあ静香ちゃんは本田くんをからかうのがおもしろくて、ついちょっかいかけてたんですけどね。で、どうします? 賭しますか?」
舞は手もとに揃った役を思い浮かべる----------------軽く、いなしてやるか。場数を踏んでいるのは自分だってそうだ。
「いいわ。受けてあげようじゃない」
「そうこなくちゃ」
嬉しそうに御伽は場に残りのチップを出すと、自分の手札を1枚づつ表に返した。それを見て、舞は腕を組んでため息をついた。
「……今日は、とことんクイーンにご縁があるようね」
場には4枚のクイーンと、1枚のスペードの7が一列に並んでいた。
「フォア・カード。ね? 今日は調子がいいって言ったでしょ」
「道理で強気だったわけだ」
そういえば御伽は、なんとかっていうゲームで遊戯と接戦したと誰かが言ってたのを、今更ながらに思いだした。カードの引きは強い、というわけか。デュエルモンスターズはしないと言っていたが、本腰を入れてし出すと、強敵になるかもしれない。

 

ポーカーにおける役は上から順番に、【ロイヤル ストレート フラッシュ】【ストレート フラッシュ】【フォア・カード】【フルハウス】【フラッシュ】【ストレート】【スリーカード】【ツウ・ペア】【ワン・ペア】となる。また、 スートの強い順番は【スペード】【ハート】【ダイヤ】【クローバー】となり、カードの強い順位は、【A(エース)】【K(キング)】【Q(クィーン)】【J(ジャック)】【10……2】となる。
【フォア・カード】は同じ数字が4枚揃った役を言うが、御伽のクイーンに勝つためには、同じ【フォア・カード】でもAかKを出さねばならない。それより上役となると、同種札で数字が順番に並んでいる【ストレート フラッシュ】、同種札で10・J・Q・K・Aを揃える【ロイヤル ストレート フラッシュ】となるが、御伽がクイーンを全て持っているので【ロイヤル ストレート フラッシュ】はなくなった。

 

そんなわけで、御伽がなかば勝利を確信するのは当然の反応だった。
「さあ、舞さんの手札を見せてください」
舞は腕組みを外すと、無言で手札に手を伸ばした。カードをめくる手入れされた細い指先を見つめる御伽の目にはほほ笑みが浮かんでいたが、カードが1枚1枚と返されると、それは驚きに変わる。
「信じられない…」
なんとそこには、クローバーの3・4・5・6・7が整然と1列に並んでいるではないか!
御伽が顔を上げると舞は、にっこりと微笑んだ。
「私もカードの引きには自信があるのよね。残念でしたv ごちそう様です」
そういってパンと自分の顔の前で拝むように手を合わせると、積まれたチップを手元に引き寄せて、もうけたとばかりにイヒッと笑う。
「ぐぁぁっ、やられた!!! そりゃないですよ神様!!」
と、いきなり御伽が大きな声を出したので、舞はびくっとして積まれたチップをガシャッと崩してしまった。
「御伽……?」
突然キャラクターが変わった少年は、悔しそうに肩肘をついて頭を抱えている。御伽にすれば目の前に出されたご馳走にフォークとナイフをかまえた瞬間、やっぱりだめ、と下げられたようなものである。
「くそっ、勝てると思ったのに。どうしてそんないい役がそろうかなぁ」
もちろん真剣勝負で、どちらもイカサマなどしていない。例えどちらかがイカサマしてもお互い見破っただろう。勝利の女神の気まぐれに、せっかく格好つけて口説いていたのが全てパァになってしまった。せっかくのチャンスだったのに。
負けたショックと悔しさを取りつくおうともせずやさぐれている御伽を見て、舞は本日二度目の御伽の評価を変更した。
(この子ってませてるというより、ただたんに格好つけなのかしら)
でも、格好つけてるよりこっちの方がいいかも。なんだかおかしくなってクスクスと笑いだした舞に、御伽は照れたような、バツの悪いような顔をして、ぽりぽりと頭をかいた。
「結局、大負けかぁ。逃がした魚は大きいし……ついてると思ったのにな、全然ついてなかったな」
「あら、そんな事ないんじゃない? きっと、勝利の女神がヤキモチやいたんじゃないの?」
そう見目麗しい魚に言われると、少年は肩をすくめるしかできなかった。
「でさ、ちょっと聞きたいんだけど。年下好みの御伽クンは、どうしておねーサンを口説こうなんて思ったわけ?」
「うーん…怒らないでくれます?」
「答え次第ね」
「ちぇっ。----------------頼りになりそうで、実はちょっと危なっかしいところが気になって、かな」
意外な言葉だった。年下の男にせまられた事はこれが初めてではないが、今までこんな風に自分を評した男はいない。年上の男にも、だ。どちらかといえば対極の反応の方が多い……つまり、頼りがいのある姐御肌というふうな。
「舞さんてさ……なんかほっとけないんだよね。鮮やかで華やかなのに、時々どきっとするほどもろく見えて」
「……………」
あのバトルシップでのマリクとの戦いで。もろく見えた原因を御伽は気がついているが、それまで言うと先ほど舞が自ら否定した事を、肯定させてしまう事になるから、それ以上は言わない。賭なんか持ちだしたけど、本当は結構本気モードなのだ。だが表情を消して沈黙した舞に、御伽はやはり言わないほうがよかったかな、と少しあせった。
「豪胆な男ね、あんた。まぁどちらにせよデートはなしね。私が勝ったもの」
ウフフといたずらっぽい笑みを浮かべる舞に、御伽はホッと胸をなでおろした。
「残念です」
「それはそれとして、さっき助けてもらった借りがあるのよねー。………今日仕事が終わるのは5時になるんだけど。それからなら食事ぐらい、つきあってあげてもいいけど」
「え、ええっ!? 本当ですか?」
「食事だけよ。あんたののおごりね。それでいいなら」
ちゃっかりした舞に、それでも御伽は満面の笑みを浮かべた。今までの大人びた笑顔でなく、年相応…いや、それよりもっと幼い少年の様な笑顔で。
「はい!」
その正直な笑顔に苦笑しながら、舞はふとある事に気がついた。
「でもさっき稼がしてもらったけど、大丈夫なのかしら」
「あ………………………………………………………………………………………ラーメンとかじゃ、だめですか。やっぱり?」
言いながらだんだん語尾が小さくなっていくその声に、舞の愉快そうな笑い声が続いた。


その数時間後。屋台で御伽のチャーシューをつつく舞の姿が目撃されたとか。



おわり  


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KAMIKAMII's COMMENT

きっと1枚しかないチャーシュー取られたんです(笑) 御伽×舞といいつつも、城之内×舞テイストもまざっとります…どっちも好きさv
おもいっきりキザ男に持ち上げといて最後でドボン……すまぬ御伽よ、私の君のイメージは「決まりきらないキザ男くん」なのだ…そこが好きなのよ〜♪ 初登場時はすごいかっこいいキャラだったのに、いつのまにコミカルなイメージがでてきたんだろう、彼(^_^;)
この話、掲示板でも書いてましたが冒頭のコインの部分をブラックジャックで書き直すかどうか悩んでます。とりあえず掲示板で連載してたままUPー。

 
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