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FROM
SINO-sama
「再会」
「蝉玉。俺っち仙人界にいくことになったさ。」
と、彼女に仙人界に行くことを告げた。
「ふ〜ん。いつもどってくるの?20年?30年?
おみやげ持って帰ってきてね。」
「蝉玉・・・・」
「気にしないでよ!私はさみしくないから!!」
走り去っていく彼女は涙を流しているようだった。
いよいよ出発の日。
彼女とはあれから会っていない。
『蝉玉・・・』
「天化がんばるのよ。」
「がんばれや、天化。」
その言葉が重々しく感じる天化。
『蝉玉・・・。とうとう来なかったさ・・・。』
「・・・・・じゃあ、行って来るさ!」
その不安を笑ってごまかす天化。
道徳真君の操縦する黄金力士に乗り込み出発・・・・
ゴォォォォォォォ
黄金力士は飛び立った。
その時!
「天化!天化行かないで!!!さみしいよ! さびしくないなんてウソ!天化がいないとさびしい! 私!天化のことが・・・・」
天化はその言葉を聞こうとしたがこの後が聞こえなかった。
「蝉玉。なんて言ったさ・・・・。」
蝉玉は泣きながら部屋に戻った。すると、机の上には一通の手紙が・・・・。天化からだ・・・・。
蝉玉へ
何年で戻ってこれるかわかなないけど、俺っち絶対戻ってきて、蝉玉に「ただいま」っていって幸せにするさ!!
天化
「待ってる・・・。待ってるから、天化・・・・」
彼女の涙で手紙はぬれていた。
〜〜〜 1年後 〜〜〜
天化は道徳真君ことコーチのもとで、熱心に修行をしている。蝉玉のもとへ帰るために・・・・。
しかし、このごろの天化は集中力が足りなかった。
しばし蝉玉の言った
「天化のことが・・・」の言葉が耳にはなれないのだ。
「なんていったさ・・。続き聞きたいさ・・・蝉玉・・・」
そう考えていると道徳に呼び出された。
「どうしたんだい?このごろの天化は集中力がたりないよ。」
道徳は心配そうに天化を見て聞いた。
天化はおもいっきったように答えた。
「・・・コーチ。俺っちね。蝉玉の言った言葉が気になるさ・・・・」
「・・蝉玉・・・・・か、あの子に会いたいんだ・・・。」
「そうさ!それで、俺っち蝉玉の言ったこと最後まで聞きたいさ。」
「天化・・・。人間界に降りることは禁じられているんだ・・・。
十二仙の僕だって、原始天尊様にお許しをもらわないといけないんだ・・・。」
道徳は天化の頭をなでながら、そっと言った。
「そんなに蝉玉君のことが好きかい?」
「////////!」
「会えなくても、会えないときだってある・・・。今は離れていても 強く思っていれば絶対会える日が来るからね・・・・天化」
「はい。コーチ・・・」
天化はうつむきながら答えた。
そして道徳の言った言葉を考えていた。
『強く思っていれば・・・か。』
そして、月日は流れ・・・・・
「あんなモグラのどこがいいさ!」
「しっ失礼ね〜。ハニーのどこが悪いってゆうのよ! ベーだ!! 私にかまわないでよね!」
「ああ!そうするさ!」
2人は反対方向に歩き出す。2人とも似たようなことをつぶやきながら・・・・
「本当のことさ!どこがいいんだ?あんなモグラの・・・」
天化は当たり前のようにグチを言っている。
「考えてもしかたがないさ!アイツの趣味が悪いんさ!」
「って、俺っちなんでアイツのこと考えてるさ!」
「ハァ。ねるさ・・・」
ちなみに今は午後10時を少し過ぎた頃である。天化にしては早い時間だ。
一方、蝉玉はやはり天化と同じようにグチっていた。
「なんで、アイツにハニーのことをどうとか言われなくちゃいけないわけ? ハァ〜最悪!ハニーは見つからないし、アイツとはケンカしちゃうし・・・」
「だから、寝るとき、ハニーのことが思い浮かばないのよね。なんで、ケンカしちゃうんだろ。考えてもね〜。って、あっ!もう10時過ぎてるじゃない! お肌に悪いわ!寝よ寝よ!」
そのころ、天化は夢を見ていた。
1人の少女が黄金力士にのっている少年を見てなにかをいっている。
『んっ!あの子は俺っちじゃねえか!』
「行かないで!天化!」
『泣いてるさ。でもあの子は誰さ?なつかしいのに思い出せない!!!」
「天化のことが・・・・」
『何を言ってたさ??』
フッと、その少女が消えて道徳真君が現れた。
「強く思っていれば絶対会えるからね」
『何のこと言ってるさ!コーチ!コーチ!』
そして、蝉玉も夢を見ていた。
少女が走っている何かを追うように。
「あれ?あの子あたしだ・・・。なんで泣いてるんだろう。あっ、誰かを見てる・・・」
ふと見上げると黄金力士に乗った少年が上から見おろしている・・・
「・・・のことが好きなのに」
『ああ。こんなこともあったな。でも、あの子は誰!?』
少女は部屋に戻った 蝉玉もついていった。
そして少女は手紙を見つけた。
・・・・・・絶対戻ってきて、蝉玉に「ただいま」っていって
そして、幸せにする・・・・・・
『誰からの手紙?? でも、この手紙で私も仙人界に行きたいって思ったんだ・・・・。』
『『あの子は誰(さ)!?』』
ガバッ!
『『夢か・・・・・』』
「天化のことが・・・・・」
と言う言葉が天化は、耳からはなれなかった。
「あの子は誰さ・・・」
一方、蝉玉も
「「ただいま」っていって そして幸せにする・・・」
という文字が目にやきついてしょうがなかった。
「あの子は誰なの・・・・」
2人が考えていると バッタリでくわしてしまった。
「おはよ」
「おはようさ」
「今日俺っち変な夢、見ちまったさ」
「えっ!偶然ね。私も見たんだ〜。男の子がね、仙人界に行くとこなんだ。それで、泣きながら走って追いかけるんだけど追いつかない夢なんだ。昔のことだと思うんだけど、誰かわかんないんだよね〜。」
『もしかして、あの子は天化・・・・?光でよく見えなかったけど似てる・・・。』
「俺っちのは、俺っちが仙人界に行くとこで女の子が追いかけてくるんさ。なんか、言ってたんだけどよく聞こえなくて・・・・・・。コーチがなんか思っていれば会えるって・・・・・・・」
『もしかしたら、あの女の子は蝉玉さ・・・・・・・?」
ハッ!と2人は気がついた
「「そうか(さ)!!!!」」
「ただいまさ!」
「おかえり!!天化」
こうして、子供だった2人は大人になって
恋人として再会した・・・・・・
- 終 -
作者コメント>
初めて投稿したのがこんなんですいませんι。これ、初めて書いたんですよ。 蝉玉×天化なんでここがいいかな〜と、こんな小説でみなさまがよろこんでくださったらな〜と思います。
もうすぐ80000HITですね。ひとあし早くおめでとう! では。
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