カテゴリー別アーカイブ: 戦国パラダイス

極楽堂、○○の日。

甲斐姫「おなかすいた〜あら、幸村さん」
幸村「おっ、甲斐姫も極楽堂に飲みに来たのか!」
甲斐姫「私はごはん。政宗さんからオススメの料理を聞いて食べたくなっちゃって。…って、まだあいていない?」
女将「これは真田様に甲斐姫様。申し訳ございません。ただいま開店準備中でして…」
幸村「それなら手伝うぞ! いつも世話になってるしな!」
甲斐姫「だったら私も手伝うわ。はやく終わったらはやく食べられるし(^O^)」
女将「そ、そんな恐れ多い
甲斐姫「いーのいーの、遠慮しないで(^-^)」
幸村「おうっ、まかせろ(`▽´)」

どんがらがっしゃんばりーんばりーん

つるっ、ゴンガンバギッ

バシャーッびちょびちょびちょ〜

(ドタドタドタドタガラッ!)
極楽堂オーナー政宗「女将っ 討ち入りがあったって本当か …っ、ひ、ひでぇ、どこのどいつだ 倍返しなんかじゃ許さねぇ。よくも俺の店を…っ(;●皿´) …え? 討ち入りじゃない? 甲斐姫と幸村が開店準備手伝ったらこうなったΣ(●Д`;)」

極楽堂、受難の日。
東西のドジっ子2人がそろって掃除したら、余計に酷くなりそうだなって思ったらできたネタ(・o・)ノ

政宗様が極楽堂で料理できるのは、オーナーだからだと信じてる。
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徳川家康「フフッ・・・大丈夫。さあ暴れておいで!」

戦国☆パラダイス 徳川家康「暴れておいで!」

トップページイラストに、元になったセリフを入れたものです。
本陣が手薄になるけど大丈夫か、という清正さんの問いに対したもの。

このあと敵軍を本陣におびきよせたりするんだから、たまりませんでした(笑)
もー総長っ、好きっす!!
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秀秋さんの???日記

プチシリーズ・主君様日記(・o・)ノ
第6回は秀秋さん。


葉月某日。

また家康に日記を書けと言われた。今度こそ頑張るぞ!

巳の刻から蹴鞠

明日は甲斐姫とお買い物

越後屋をまっすぐ行って、突き当たりを左

小早川秀秋 記

家康「なんだいこれは! 三日坊主どころか一日坊主にもなっていないじゃないか! 日記は予定表でも覚え書き帳でもないよ(-□-;) あ、こらっ、逃げるんじゃない!」

というわけで、秀秋さんの日記でした(・o・)ノ
だって主君達の日常があれだったから…きっとこんな感じだと思い(笑)
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直政さんのニャンニャン日記

プチシリーズ・主君様日記(・o・)ノ
第5回は直政さん。


葉月某日。

いつものように、神棚にまつった総長の姿絵に向かって手をあわせていたら、多魔が神棚に飛び乗って、あろうことか総長のご尊顔に足跡をペタリと!

くっきりついた足跡に、あわてて多魔を捕まえた。
肉球が真っ黒になっている。朝からどこかに出かけてきたな、このお転婆にゃんこめ。

身体も汚れていたので多魔を洗ったのだが、肉球を洗っていると楽しくて、ついついプニプニ遊んじまった。すると俺を見上げて可愛い鳴き声をあげる。
ちくしょう、可愛いぞ多魔!

思わず抱きしめてグリグリほおずりしたら、引っかかれた。多魔は俺の腕から逃げ、屋敷の外に出ていってしまった。

休日の今日は昼から多魔とたっぷり遊ぼうと思っていた俺は、あわてて追いかけた。
しかし見失ってしまう。

近くを方々探しまわったのだが見つけられない。
そこで、多魔がよく行っているらしい場所に足をのばしてみた。

「多魔? ああ、飯を食っていったぜ。食ったらどこかに行っちまったけどな」

「ああ来ていたぞ。うちのカラクリでしばらく遊んでいたが、あきてどこかに行ったな」

「またワシコに飛びつこうとしていたよ…ひとにらみしたら逃げて行ったけど」

「来たよ〜! 蹴鞠に交って遊んで、子供たちも大喜びしてたんだ♪ え? もう帰っちゃったよ」

「そういえば少し前に、花壇にまう蝶々を追いかけていたな…」

「ええ、来たわ。餌を作ってあげたんだけど、食べずにどこか行っちゃった」

全部すれ違いかよ!
(総長すみません! 甲斐姫はへんなもん食べさせようとしないでくれ!)

結局夕刻まで探して見つからず、晩飯を食いに戻っているかもしれないと屋敷に戻ったら、いた…俺の羽織に寝転んで、気持ちよさそうに眠っている。
しかもまた泥だらけになっている。

なんだよちくしょう、 さんざんあちこちで遊びまわってバタンキューかよ! この浮気者め!

…まあしかし、最後はちゃんと俺の所に帰ってくるんだから……やっぱ可愛いよな。
明日は俺とも遊んでくれよな、多魔?

井伊直政 記

「ニャンニャン日記」に猫以外のこと想像した人は挙手プリーズ(・o・)ノ
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忠勝さんのお花日記

プチシリーズ・主君様日記(・o・)ノ
第4回は忠勝さん。


葉月某日。

今日は珍しい苗が入ったと、贔屓にしている花屋から連絡が入ったので、さっそく見に行くことにした。

店につくと、店主の顔色が悪い。夏の暑さに体調を崩したのだろうか。体を労るよう伝えたが、店主は何かいいかけようとして口ごもり、うつむくと「すみません…」と小さな声でつぶやいた。

何か心配ごとでもあるのだろうか?
気になりつつも、言われるまま、店の奥にある庭に通される。そこは相変わらず手入れが完璧に行き届いて、今が盛りの花たちが元気一杯に咲いている。
豪奢な大輪の花も、可憐に咲く小さな花も、いつもなら俺の目を楽しませてくれるところだが、今日は違った。

この庭には不釣り合いな、無粋な殺気が俺を取り巻いたからだ。
誰何の声を上げると、浪人と思われる男達が出できた。
俺を倒し名を上げようというらしい。

恐れるような相手ではないが、今日は勝手が違った…大立ち回りすれば、花達を傷つけてしまう。どうしたものかと防戦一方になっていた俺の目に、男達が花を無頓着に踏みにじっている光景がうつった。

……そこからの記憶がない。

気がつくと、男達が呻き声をあげて周囲に横たわっていた。
俺の拳には殴った後が………怒りのあまり暴走してしまったらしい。

もしや花達を俺までも傷つけてしまったかと見渡したが、幸い花達は無事だった。
安堵した俺のそばに店主が走り寄ってきて土下座し、許しを乞うた。
家族を人質にとられ、俺をおびき寄せる道具にされたらしい。

俺のせいで、店主やその家族に迷惑をかけてしまったのだ…詫びねばならないのは俺のほうだ。
いつもと様子が違うのに、事態を察することができなかった自分の未熟さも恥ずかしい。

そう俺は店主に謝罪し、浪人達が踏みにじった花を、買い取らせてもらった。

その花は俺の庭に植え替えた。
花は散ってしまったが、 生きている。来年になれば新たな花を咲かせてくれるだろう。

その花が咲いた時、俺が今より成長している事を願い、鍛錬に励むことにしよう。

本多忠勝 記

思わずぷっつん忠勝さん。
無意識でも花は死守する忠勝さん。
心優しい戦国最強のお兄ちゃんでした。
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